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白隠「寒山詩闡提記聞」講読

寒山詩闡提記聞」購読は毎月第3土曜に行っています。

寒山詩に白隠が注釈を加えたもの、原文は漢文
闡提=白隠のペンネーム。闡提とは、一闡提ともいい、icchantika(梵語)の音写=解脱の因を欠き、成仏することの出来ないものという意(広辞苑)。

文中の詩の番号は、入谷訳番号


195詩:摧残せる荒草の庵その中煙火うつたり(02/6/15)(法華経譬喩品「火宅」より
196詩:身有るか身無きか是れ我か我に非ざるか(02/6/15)
188詩:生まれて従り往来せず死に至るまで仁義無し (02/5/18)
026詩:ここに寒山に居みてよりかって幾万載を経たる。任運に林泉に   (2001.9.15)
164詩:男児大丈夫、事を作すに莽鹵なる莫かれ。勁(つよ)く(revised)  (2001.9.15)
163詩:余が家に一窟有り、窟中に一物なし、浄潔にして空堂堂、光華にし (2001.2.17)
162詩:尊ぶべし天然物。独一、無伴侶。他(かれ)を覓むるに見るべから (2001.1.20)
161詩:昔日は可可に貧なりしが、今日は最も貧凍す、事をなして諧和せず 
160詩:人有り白首を畏る...                       (2000.11.18)
158詩:樹有り林に先立ちて生ず、年を計れば一倍をこえたり。根は陵谷の (2000.10.21)
157詩:寒山幽奇多し、登る者皆恒に懼る。月は照らして水澄澄、風は吹い