「善の研究」講読


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ヨハネによる福音書

寒山詩闡提記聞

善の研究


2000.1.23 sat
第四編第三章 神 225-227ページ

神には過去も未来もない、時間、空間は宇宙的意識統一によりて生ずるのである、神においてはすべてが現在である。アウグスチヌスのいったように、時は神によりて造られ神を時を超越するが故に神は永久の今においてある。この故に神には反省なく、記憶なく、希望なく、従って特別なる自己の意識はない。凡てが自己であって自己の外に物なきが故に自己の意識はないのである。

1999.9.25 sat
第四編第二章 宗教の本質(p214-220) のp217からp218(超越的神があって外から...生命の合一vital unityであると」といっている)まで。

  • 我々が基督の神性を信ずるのは、その一生が最深なる人生の真理を含む故である。
  • 我々が神を敬し神を愛するのは神と同一の根底を有する故でなければならぬ。